血液検査の「どういった種類が?」、「どういう時に?」、「異常値の場合の疾患は?」などがわかる 検査ガイド.COM 血液検査の「どういった種類が?」、「どういう時に?」、「異常値の場合の疾患は?」などがわかる 検査ガイド.COM

単位・検査法

ここでは血液検査に用いられる単位や検査法について、簡単に説明していきます。

検査によく用いられる単位

l ・・・ liter (=1,000ml) mmol ・・・ millimole (=0.001mol)
dl ・・・ deciliter (=100ml) μmol ・・・ micromole (=0.001mmol)
ml ・・・ millilitter nmol ・・・ nanomole (=0.001μmol)
g ・・・ gram pmol ・・・ picomole (=0.001nmol)
mg ・・・ milligram (=0.001g) fmol ・・・ femtomole (=0.001pmol)
μg ・・・ microgram (=0.001mg) mEq ・・・ milli Equivalent
ng ・・・ nanogram (=0.001μg) mOsm ・・・ milli Osmole
pg ・・・ picogram (=0.001ng) % ・・・ percent
U ・・・ Unit ooo ・・・ permill
IU ・・・ International Unit cpm ・・・ count per minute

主な検査法の概略

生化学的検査における主な検査法
比色法      
測定しようとする物質、または反応生成物を発色物質に変化させ、その発色の度合を適当な波長の可視光線を用いて吸光度により比色定量する方法。標準物質を用いた検量線により濃度を測定する検査法。  
UV法      
紫外部の波長を用いて定量する方法。補酵素のNADHやNADPHは波長が340nm付近の紫外部に最大吸収を持つので、これらが反応系に関与する検査に用いることが多い検査法。  
酵素法      
測定原理としては比色法やUV法と変わりはないが、測定しようとする物質、または反応生成物を特定の酵素で特異的に測定する検査法。  
比濁法      
混濁反応を呈する物質の測定法で濁りの度合い(濁度)を測定し濃度を求める方法。検体と試薬を反応させた溶液に光を当て、その入射光と透過光の強度比の対数値が溶液の濃度に比例する性質を用いて定量する検査法。  
TIA法 免疫比濁法    
目的物質(抗原)に対応する抗体を加えると抗原抗体反応により、抗原抗体複合物が生成される。この複合物による濁りが抗原量に比例するので、この濁度を測定し既知濃度の標準物質を用いた検量線により濃度を測定する検査法。  
電極法      
イオン選択電極を用いて電気化学的に測定するもので、イオン選択電極は選択されるイオンの量の対数に比例した電位を発生し、この電位を測定することによりイオン濃度を測定する。主に電解質などの測定に利用される検査法。  
電気泳動法      
溶液中にある蛋白質はすべて固有の電荷を帯びており,アルカリ溶液中においてマイナスに荷電している。ここに電流を通すと陽極側に移動し、その移動速度は蛋白質の種類により異なるため、この性質を利用して目的物質の分離・同定を行う検査法。  
RIA法 ラジオイムノアッセイ    
一定量の抗体と一定量の標識抗原を用いた抗原抗体反応系に、非標識抗原(試料または標準品)を加えて反応させたとき、標識抗原と抗体との結合を非標識抗原が競合阻害する程度を、反応後の標識抗原の結合型(B)または遊離型(F)の放射活性を測定しB/Fの比率を求めて検量線から濃度を測定する検査法。  
IRMA法 免疫放射定量法    
RIA法(ラジオイムノアッセイ)の一つで、測定を目的とする抗原(抗原決定基を2つ以上もつ高分子)を固相化抗体と標識抗体でサンドイッチ状にはさんで非競合的に測定する方法で、抗原を固相化抗体と反応させ、つぎに標識抗体を加えて(固相化抗体−抗原−標識抗体)のような免疫複合体を形成させ余分な標識抗体を洗浄し、複合体の放射活性を測定して検量線から濃度を求める検査法。一般のRIA法より特異性や感度が高いといわれています。  
CPBA法 競合的蛋白結合測定法    
CPBA法は測定原理がRIA法と同じ競合反応を利用した測定法であるが、測定を目的とする物質との結合試薬に抗体ではなく、測定物質と特異的に結合する蛋白質を用いた検査法。  
EIA法 酵素免疫測定法    
抗原または抗体に測定物質を反応させ、これに酵素標識抗体を加え反応させた後、活性測定用基質を添加し比色や蛍光測定により定量する検査法。競合法と非競合法があり、感度が高い非競合法のサンドイッチ法が広く使われている。標識酵素にはペルオキシダーゼやアルカリフォスファターゼなどが用いられている。  
CLIA法 化学発光免疫測定法    
測定物質にアクリジニウムエステルを標識した抗体と固相化抗体(モノクローナル抗体をコーティングした磁性粒子)を反応させサンドイッチ法により測定する検査方法。磁気分離固相法によりB/F分離した後、専用の測定装置でアクリジニウムエステルの発光量を測定することにより定量する検査法。  
CLEIA法 化学発光酵素免疫測定法    
測定物質に固相化抗体と酵素標識した抗体を反応させ、これに化学発光基質を加える。この基質は酵素により分解され発光するので、その発光量を測定装置で測定することにより定量する検査法。  
HPLC 高速液体クロマトグラフィ    
測定物質を微細な球体のシリカやイオン交換樹脂(イオン交換型)、疎水性のアルキル基(逆相型)、親水基をもったシリカゲル(順相型)などを充填したカラムを用いて分離し、光学的方法(可視・紫外・蛍光)や電気的な検出方法を用いて測定物質を検出し、得られたクロマトグラムからピークの高さやピーク面積を求めて定量化する検査法。  
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